従業員満足度調査とは「ES調査」とも言われており、従業員が職場に対してどの程度満足しているかを測定する調査のことを意味しています。従業員の意見や考えを収集することにより、さまざまな問題解決や職場環境の改善などに繋げていくことを目的としています。従業員満足度調査を行うことによって直接的に期待される効果としては従業員の定着率やモチベーションの向上、生産性向上が挙げられます。
ビジネスにおいて重要な要素は「再現度」です。いかに個人に対して依存しない仕組みづくりができるかどうかが重要であり、そのためには人員体制の安定化が欠かせません。人員が多く入れ替わるということはそれだけ採用や教育に対するコストがかかるということですので、従業員満足度を高く保ち続け安定した人員体制を築くことは長期的な利益獲得に繋がるでしょう。従業員満足度調査を行うことにより、普段は聞けない従業員の声や成長・成果、問題などを把握することができるようになります。
eNPSとは「Employee Net Promoter Score(エンプロイー・ネット・プロモーター・スコア)」の略であり、「親しい知人や友人に自信の職場をどれくらい勧めたいか」を尋ねて職場の推奨度を数値化するものです。もとは顧客向けに調査を行っていたApple社が自社の店舗で働く従業員のエンゲージメント可視化のために転用したところから広がったと言われている指標です。
ワークエンゲージメントとは仕事に対して肯定的な心理状態や働きがいのことを言い、仕事から活力を得て活き活きしている・仕事に誇りとやりがいを感じている・仕事に熱心に取り組んでいる状態と定義されています。
職場環境は職場によって異なりますので、どういった労働条件か・福利厚生にはどのようなものがあるか・仕事とプライベートのバランスである「ワークライフバランス」は保たれているかなども重要なポイントとなります。
組織が同じ方向に進んでいくためには、経営者から示されるビジョンや経営方針などが非常に重要です。これらからきちんと定められているかどうかはもちろん、そのビジョンや経営方針がきちんと浸透しているかというコミュニケーションも重要です。
従業員満足度調査を行うにあたってはさまざまな調査項目・質問項目を設定することになりますが、この前提がぶれてしまうと調査結果も大きくぶれてしまう恐れがあります。そのためこれらの調査項目を適切に設定すること、質問内容もきちんと設計することが非常に重要であり、偏った調査項目・質問内容になってしまわないよう注意しましょう。
顧客満足度調査は不特定多数に対して行いますが、従業員満足度調査は「自社の従業員」という特定の対象に対して行われます。従って回答によって回答者が特定されてしまう可能性があり、正直に回答する事を躊躇してしまう従業員も現れるかもしれません。そのためいかにして匿名性を確保するかも非常に重要であり、より正直に回答してもらうための工夫が求められます。答えると角が立ちそうな質問であれば無回答にしてしまうなどの可能性も十分にありますので、回答率を向上させるための工夫も検討する必要があります。
従業員満足度を調査するための方法にはさまざまな手法があります。オンライン面談や対面での面談などといった直接的に話を聞く手法のほか、紙ベースやオンラインによるアンケート調査などもあります。直接的に話を聞く場合、回答者が明確になってしまうため正直な回答を躊躇される可能性がありますが、アンケート形式よりも詳細な回答を得られる可能性が高いです。一方でアンケート形式であれば匿名性を担保することができますが、単純な質問項目でしか回収ができないので、具体性に乏しくなる恐れがあります。
従業員満足度調査は行って終わりではなく、調査結果を分析して次の施策に活かすことが求められます。分析は数値化して集計できるような「定量分析」と数値化が難しい「定性分析」に大別することが可能であり、複数の回答を組み合わせて集計する「クロス集計」も効果的です。
調査結果をもとに分析し、従業員がどのように感じているか・どういった改善を求めているかを把握する事ができれば、その後の改善施策に繋げていきます。柔軟な働き方の導入や福利厚生制度の充実など、より具体的な施策を講じることで従業員満足度の向上に繋がります。最近では「働き方改革」の影響で多様な働き方が認められつつありますので、時代の流れも意識した施策が求められます。
従業員の生産性を高めるためにはモチベーションを高い状態に保つ必要があります。給与や報酬といった金銭的なものはもちろんですが、人事評価制度の見直し・キャリアアップ支援などさまざまな施策によってモチベーション向上を図ることが可能です。どういったことがモチベーションに繋がるのかを従業員満足度調査によって把握しましょう。
どのような施策も1度の実施で100%の結果・効果を得ることは非常に難しいです。そのため計画・実行・確認・改善を繰り返す「PDCAサイクル」を回していくことが重要です。一度の調査・分析で満足するのではなく、何度も改善を重ねながらよりよい環境を追い求めていく必要があります。
ネオマーケティングはマーケティングリサーチを得意としていますが、会員顧客や従業員などといった特定の対象に対するアンケート調査も得意としています。アンケート調査を実施することにより、社内にある問題点やその原因を探るデータの収集を行うことができます。複雑なアンケートであっても低価格・低予算で提供することが可能であり、ネオマーケティングの運用担当者が文言チェックからアンケート配信・集計までを一貫してサポートしてくれます。
ネオマーケティングの
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リサーチサービスを提供しているアスマークでは、従業員満足度調査もメニューの一つとして提供しています。従業員が不安や不満に思っている点を直接的に吸い上げ、今まで気づかなかった従業員の意見を聞き取ることで問題点の改善に繋げます。「従業員満足度」と「顧客満足度」は密接的な関係にありますので、調査結果を活かして従業員のモチベーションアップに繋げたり人事施策におけるPDCAの実施を促進したりすることが可能になります。
アスマークの
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日経リサーチは総合調査会社として長年培ってきたノウハウを駆使して最適な調査手法を提案し、データ収集から分析・コンサルティングまでをワンストップで提供しています。従業員満足度調査においても数多くのソリューションを影響しており、信頼性の高い調査とデータ分析力を活かした幅広いメニュー展開でクライアントの支援を行っており、従業員の「ウェルビーイング」の見える化や働き方改革の推進などを実現することが可能です。
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日本能率協会総合研究所は民間企業を中心に経営やマーケティングにおけるさまざまな課題解決を支援するサービスを提供しています。価値創造の土台となる組織や人材マネジメントに関するソリューションも多く提供しており、人的資本リスクを可視化する「エンゲージメントサーベイ」や人材育成力を加速する「メンター制度支援プログラム」、働き方を見直す「働き方改革、残業削減、ワークライフバランス」などさまざまなメニュー構成でクライアントの課題解決をサポートしています。
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サーベイリサーチセンターは世論・計画分野や都市・交通分野、マーケティングリサーチ分野におけるさまざまな調査を行っています。その中のメニューの一つとして従業員満足度調査も行っており、クライアントの目指す方向性に合わせて「お役に立てる結果を提供すること」を一番の目標に掲げています。多種多様な業界で調査経験のあるリサーチャーが課題ヒアリングから調査・分析までをワンストップで対応しています。
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従業員満足度調査を継続的に実施することにより、従業員満足度を向上させる効果が期待されます。「従業員はこういう風に思っているだろう」という感覚的なものに基づく施策ではなく、データに基づいた職場環境の改善が離職率の低下や生産性向上に繋がり、ひいては顧客満足度の向上に繋がります。PDCAサイクルを回しながら、持続的な組織としての成長と競争力強化を実現するためにも、従業員満足度の調査は重要な意味を持ちます。


